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人気ブログランキングへ土曜日はウォール・ストリートを見に行きました。これは以前見に行ったんだけど、途中で爆睡してしまった映画です。
今回は十分寝た後だったので大丈夫でした。
期待通りかなり面白かったです。
【多少ネタバレがありますのでご注意を】
物語は2008年から始まるんだけど、ちょうどリーマンショックが起きる前夜で、映画の中でも住宅バブルがはじけて、ダウ平均が一日で777ドル暴落した日とかがターニングポイントになってたりします。
僕らがポコチンを握ってる間に、海の向こうでは世界を変える決断が下されるって日記を書いてた頃を思いまだしました。
自分が体験してきた歴史的なバブル崩壊が映画の舞台になってるってのは見ててとても面白かったです。
あとはマイケル・ダグラスが良かった。最初は年取って丸くなったなあって思ってたけど、途中でジェイコブとウィニーをあっさり裏切るところとかさすがだって思った。
パーティー会場の外でウィニーと話をするシーンを見て、お金を失って、最後に家族に対する思いが残ったんだって思って感動したんだけど、超あっさり裏切られて逆に爽快な気分になりました。こんなに観客を騙しちゃう演技とか演出はすごいと思いました。
裏切ったあとに、ロンドンに渡ったゲッコーがぎらぎらして見事に復活してて超かっこ良かったです。年が何歳も若返ったように見えてこれこそ俳優だと思いました。さすがマイケル・ダグラス。
ラストは賛否両論がありそうだけど、結局最後に家族は捨てられなかったってのが人間ぽくていいんじゃないでしょうか。
あと、前作のウォール街と比較するのも面白かったです。前作では、ばかでかいパソコンと固定電話の前でトレードしてるんだけど、今は液晶ディスプレーが何個も並んでる中で、スマートフォンでやり取りをしてて、時代の流れを感じます。
金融の世界を牛耳ってる人たちに、小さなニュースサイトが大打撃を与えるってのも今っぽくて面白い。
あとはチャーリー・シーンの今を見ることが出来るのも良いです。チャーリー・シーンが「青い蹄鉄はアナコットがお好き」って昔の台詞を言うところは映画好きならにやにやしちゃうシーンだと思う。
見所がいっぱいあって面白い映画でした。ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。
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丸の内で働くサラリーマンの読書日記