人気ブログランキングへMBA経営戦略を読み終わりました。
【内容】
米国流の経営戦略を日本の有力企業のケーススタディーに則して解説した。MBAシリーズの第5弾
経済のグローバル化に伴い,経営の方法も世界標準(グローバルスタンダード)へと収れんしつつある。米経営学修士号(MBA)はそうした世界標準へのパスポートであり,日本の若者でも国内の大学を出た後で取得のため渡米するケースが増えている。米国流経営の象徴であるMBAの名を冠した本書は,同シリーズの5冊目。実際の米ビジネススクールでのテキストや,ボストンコンサルティングなど著名コンサルティングファームの分析手法をベースにした概説書である。本場の米企業ではなく,身近な日本の著名企業を舞台にした豊富なケーススタディーにより,企業の経営戦略構築のやり方をわかりやすく解説している。
取り上げられた日本企業は三和銀行,ソニー,キヤノン,ホンダ技研工業,ブリヂストン,キリンビールの6社。中では,出井社長の登場に伴うソニーのコア・コンピタンス(競争力の核心)の再構築戦略と,キヤノンの多角化戦略が興味深い。 (ブックレビュー社)
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【感想】
少しケースが古いけど経営戦略を立てるときにどんなフレームワークが使えるのかってのはよくわかった。1999年の話なのでケースに出てくる業界の勢力図が古くて歴史の勉強になった。この時代もどの企業も変革を目指してたわけだけど、2000年代にはITバブル崩壊、同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災と何度も危機に見舞われて、そのたびに変革していくことになる。
企業の活動ってのは商売を続ける限り終わらないんだなと思いました。大切なのは、どんな種類の危機がやってきてもそのたびに適応できる能力だってのがよくわかった。
いい勉強をすることができたので、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。
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