日曜日は余裕があったので嫁と自転車で新宿まで行った。新宿ではビックロに行って家電を見てユニクロで買い物。家電好きな俺としてはビックカメラはレジャー施設って位置づけです。
ダイソンの掃除機を欲しいと思って見てたんだけど、面白い値付けをしてるのを発見。
コードレス掃除機を見てたんだけど、価格が3種類あった。一番安いのは吸い込むパワーと稼働時間が少なくて40,000万円くらい(価格はうろ覚えなので大体)。真ん中は、パワーも稼働時間も多くて50,000円くらい。一番高いのは真ん中と全く同じ性能でパイプの色が違うだけで60,000円くらい。
MBAの意思決定論でアンカリング効果についての論文を読んだんだけど、まさにこの事例が載ってた。
人間の意思決定は、合理的に行われるんじゃなくて、いろんな要素に影響を受けてしまう。その影響のひとつがアンカー効果。超簡単に言うと、高い価格を先に提示して、その後に適正価格を提示すると、最初に提示された高い価格がアンカー(錨)になって適正価格が安く感じるって現象。
例えば40,000円と50,000円の2つしかラインナップがなければ多分40,000円が売れ筋になってしまう。あえて高いラインナップを加えて選択肢を3つにする事で真ん中の50,000円が売れる。
多分ダイソンは50,000円のを売りたいんだろうなって推測した。理論が現実で使われてるのを見ると勉強になるよね。
ついてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。
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