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月曜日はとある講演会に参加した。今年の世界経済の行方についての話だったんだけど、分かってるけど聞けば聞くほど暗くなるね。

今年の見通しは↓な感じらしい。
・欧州債務危機は長期化する。下手したらリーマンショック以来の金融危機に発展する
・アメリカの経済はリーマンショックの影響が以前続いてて回復が遅い
・新興国は内需は拡大するけど、欧米の影響を受け易いので不透明
・日本はデフレが続いてるし、円高が輸出の足を引っ張るし、いいことなさそう

確かにいろいろな情報から考えるとそうなんだろうけど、何か夢がないよな。円高を逆手に取って海外から安く輸入して国内で円を稼いで、そのお金でドルを大量購入して、ドルが回復してきたときに売り抜ける、とかできる人が成功するんだろうな。

あとアナリストって今の延長線上から誰でも想像付きそうな予想をするわけだけど、たいてい当たらないよね。それは、経済っていろんな要因が重なりあって今があるわけで、今の状態が継続するなんてことはありえないからだと思います。だから、アナリストが予想できちゃう未来に成功はなくて、アナリストが予想できない不確定な現象を予想出来る人が成功するんだろうな。

例えば、iPadが出る前は、ノートPCがタブレットにシェアを取られるなんて誰も思ってなかったわけで、普通の人たちはウルトラブックとか今までのノートPCの延長線上で考えた製品を作ってたわけで、そこでタブレットの可能性を予想出来ちゃう能力が必要なんだろうな。

言葉で言うほど簡単じゃないんだろうけど、まずはひねくれた未来予想図を考えるって習慣をつけたいと思いました。また成功に一歩近づけたのでツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

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