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2012/03/28

3月26日 AKB48の戦略を分析してみる

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前田敦子がAKBから脱退するらしいね。脱退するのがしーまりじゃなくて良かったです。昼休みに日経新聞電子版を読んでるんだけど、日経にもニュースが出てて前田敦子すげーなって思いました。割腹自殺する奴とゲロ吐く奴とかもいたみたいだし。

このニュースに関連して面白いコラムを見つけました。↓
前田敦子卒業は「サプライズ」ではない AKB48の「逆張り」戦略

これを読んでると秋元康のプロジュース力ってすごいんだってことがわかりました。ただ国民的アイドルを育てただけじゃなくて、アイドルが成功するための戦略を再構築したんだなと思いました。

勉強中のマーケティングの4Pってフレームワークを使ってAKBの戦略を勝手に分析したいと思います。

AKBが成功した要因は、既存のアイドルにはなかった「会いに行ける身近なアイドル」というコンセプトを作ることで、ファンの隠れたニーズを引き出し新たな市場を創出し支持を集めたことである。このコンセプトを実現するために、4P全ての項目に置いて、既存のアイドルが使っていなかったことを行った。具体的には、ネットではSNSなど双方向コミュニケーションを積極的に活用し、リアルでは、劇場、握手会、総選挙などコミュニケーションの場を創出している。

Products(製品)
人数が多く選択肢が多い。自分のお気に入りの子を見つけられる。また応援したくなる仕組みも作っている。
・人数が今までのアイドルグループの10倍くらいいる。
 -今まで→5±7人くらい。多くても10人強。
 -AKB→48人
・入れ替わりがある
 -今まで→固定。入れ替わった場合、第◯期などナンバリングされる
 -AKB→いつでも入れ替わる

Promotion(プロモーション)
双方向のコミュニケーションを取ることができる。
・会いに行ける。
 -今まで→テレビの中。会いたい場合はコンサートに行く。
 -AKB→劇場に行けば会える。握手会で会える。

・テレビ以外のメディアを活用する。
 -今まで→テレビメイン
 -AKB→専用の劇場を持っている。Google+などネットを活用

・CDに付加価値を付けてメンバーを応援できる。
 -今まで→CDは音楽を聞くためのもの。
 -AKB→オタクたちは握手券とか投票券とかメンバーを応援できるという付加価値にお金を払っている

Price(価格)(知識が無いから推測で書きます)
使う側の選択肢を広げた。
・ギャラは無名のメンバーから超有名なメンバーまで選択肢が多くて使いやすい。
 -今まで→人数が少ないので一定
 -AKB→ピンからキリまで揃えてる。予算に応じて呼ぶメンバーを選べる

Place(場所)
どんなメディアでもAKBに触れることができる。
・テレビ以外のメディアを活用している
 -今まで→テレビメイン
 -AKB→ネット、劇場、また話題を作ってニュース・新聞によく登場する

俺なりの分析ではこんな感じです。こう考えると、メンバーの入れ替えとか、握手会とか、総選挙とか、突拍子もない事をやってようにみえるけど、一貫してアイドルとファンのコミュニケーションの機会を作る=ファンのアイドルと身近に触れ合いたいってニーズに答えるってコンセプトの元に戦略がたてられてるように思います。

成功した後から分析するのはいくらでも出来るんだけど、成功するかわからないうちから自分を信じて、この戦略を推し進めた秋元康と、それを信じて付いてきたAKBの初期からのメンバーはすごいなって思います。

また一つ勉強することができたので、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

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