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2012/05/11

5月9日 小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密

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小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密って本を読み終わりました。

【内容紹介】
みんな小さく賭けて、素早い失敗、素早い学習を繰り返していた。グーグル、ピクサー、アマゾン、スターバックス、P&G、グラミン銀行、大物コメディアン、有名建築家に学ぶ最新・仕事の進め方。


【感想】
イノベーションを起こした人たちがどんなマインドを持って行動しているかを実例から分析した内容だった。面白いのは、ピクサーとかスタバとかグラミン銀行とかの中の人たちがどうやって成功して言ったかの実例がいっぱい出てくること。小説みたいな感覚で読めた。

みんな、いきなり創造的なアイデアをひらめいたわけじゃなくて、自分のアイデアを小規模に実験して、改良して、ってプロセスを繰り返して、最終的に大成功するコンセプトを作ってたんだってことが書かれてます。

とくにグラミン銀行を作ったムハマド・ユヌスのエピソードに感動した。

ユヌスさんはバングラディッシュの大学の経済学部の教授だったんだけど、ある年にバングラディッシュが飢饉に見舞われて貧しい人たちがどんどん餓死していった。その時にユヌスさんは、「教室の外の歩道やポーチで、人々が餓死していくとき、私の複雑な理論にいったい何の価値があるというのか」って思って、貧しい人達の為に何かできないかと考えて、貧しい人達の生活に入り込んで解決策を考え、結果としてグラミン銀行を始める。

これを読むまで、グラミン銀行って頭のいい人がボトム・オブ・ピラミッドに少額融資するビジネス始めたら儲かるんじゃね?って気づいて始めたんだと思ってたけど、全く違ってた。

目的としては、金儲けのためではなくて、貧困に苦しんでる人たちを助けるために作られてて、スタートとしては理論があったわけじゃなくて、貧しい人たちの生活に密着する中で発見したモデルだったんだってことがわかりました。

ユヌスさんのエピソードは感動した。自分の力を困っている人たちの為に使える人間になりたい。

いい本を読むことができたので、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

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まとめtyaiました【5月9日 小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密】

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