人気ブログランキングへ

研究計画書の参考にするために、イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)って本を読み始めました。

イノベーションのジレンマって言葉はよく聞くんだけど、実際どんな理論なのかって聞かれてもよくわからないので、この本を読んで勉強します。

ちょっと読んでみたんだけど、かなり興味深い内容でした。

当初の俺の認識では、かつて優良だった企業が成長するに連れて保守的で無能な社員に支配されるようになって、市場の要求から離れたどうでもいい付加価値を追求するようになってダメになっていくって事だと思ってました。でも本を読んでみるとこの理論の本質は、優秀な企業や経営者は優秀であり顧客の要求を追求するというセオリーを忠実に実行する能力があるがゆえに、ある段階から市場での競争力を失ってしまうって言う、逆説的な事だと認識しました。

理論の本質を知らないで知ったかぶりしてイノベーションのジレンマとか使っちゃうのはよくないよね。ネットでよく使ってる奴いるけどみんな本質を知らないまま使って議論を進めてる気がしました。

いい勉強をすることができて、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ